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opening hours: 11:00 a.m. to 6:00 p.m.   closed on Tuesday ・ Wednesday  tel/fax:059-324-7956
mail:info@banko-a-d-museum.com   web:www.banko-a-d-museum.com  2-13-1F, Kyomachi, Yokkaichi-shi, Mie, 510-0032, Japan

2023.12.7.thu. - 2024.4.8.mon.


OPEN : 11:00 - 18:00

CLOSE : Tuesday & Wednesday

入館料
: 500yen

年内は12月25日(月)まで、新年は1月11日(木)から営業。
12月26日(火)から1月10日(水)まで休館させていただきます。

 この度『BANKO archive design museum』の第12回企画展『YOKINO〈能野〉-南海の古陶 種子島焼-』展を開催することとなりました。当館では、萬古焼の常設展のほかに年に2回程、『デザイン』というキーワードのもと、〈形・form〉〈色・color〉〈素材・material〉〈人物・person〉など、毎回ひとつのテーマに沿った企画展を開催していきます。
 YOKINO《能野》とは、鹿児島県の種子島で慶長、江戸時代初期に始まり明治時代後期(明治三十四年頃)まで住吉地域の能野集落(現在の西之表市)で焼かれていたやきものの呼び名で、今は窯跡を残すだけになっており、現在は徐々に判明してきているのですが、いつ頃発生して、いつ消えてしまったのか、一切が永らく不明だったこともあり「幻のやきもの」と呼ばれました。
 能野焼の地、種子島はポルトガル人により日本に初めて鉄砲をもたらせた島として昔から有名ですが、この島の鉄砲の歴史以外のことはあまり知られてなく、本展の能野焼のことも陶磁器の専門家や骨董愛好家など一部の人以外はほとんど知られていませんでした。
 種子島は良質な砂鉄が採れる土地で、元々この鉄分を多く含む陶土を使うことにより、その天然の鉄分がつくりだす濃密な茶褐色、または暗褐色に焼上がる能野焼は主に、花生、仏花器、徳利、種壷、すり鉢、片口、蒸し器、尿瓶、甕など、狭い島の島民の需要に応えるに過ぎない日用雑器や生活の為の道具を作っていました。しかし、いずれも堂々とした佇まいで力強さがあり、素朴で質実剛健といった独自の雰囲気を持つやきものなのです。
 本展では、そんな海の孤島、種子島で生まれた幻のやきもの『YOKINO〈能野〉』の数々を関係各位のご協力の元、約100点を集め展示致します。是非、この機会に“素朴美”能野焼の世界を観に会場に足をお運び下さい。
 尚、会期中は各種イベントを予定しております。詳細は弊館ホームページ、Instagramをご覧ください。
*画像クリックで拡大します。

| 関連書籍 |


BANKO archive design museumより、第12回企画展にあわせて「YOKINO(能野) -南海の古陶 種子島焼-」展の図録を刊行いたします。
販売開始時には、HPやInstagramでお知らせいたします。

|案内状|

過去の展覧会 / Past Exhibition


-こんなにあるんだ? 器ではない日用品の陶磁器-


-COLOR + FORM of ENAMEL-

Vol.03
OPENER

-抜く道具とその周辺のもの-

Vol.04
PANARI

琉球の土器パナリ焼

Vol.05
yellow

-黄色いものいろいろ-

Vol.06
白丹波

-柔らかで暖かな白 TANBA's white slip-


-litheness & toughness-


-white tea bowl-

Vol.09
鷹と熊

-Vintage Carved Wooden Hawk & Bear-

Vol.10
Katakuchi

−中世古窯の片口のうつわ 展

Vol.11
BURIKI

-乗りもののおもちゃ- 展

   

open:am11-pm18:00 close:
火・水曜日
 tel/fax:059-324-7956
〒510-0032
三重県四日市市京町
2-13-1F web:www.banko-a-d-museum.com mail:info@banko-a-d-museum.com


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