Loading...
               
            


opening hours: 11:00 a.m. to 6:00 p.m.   closed on Tuesday ・ Wednesday  tel/fax:059-324-7956
mail:info@banko-a-d-museum.com   web:www.banko-a-d-museum.com  2-13-1F, Kyomachi, Yokkaichi-shi, Mie, 510-0032, Japan

2024.8.1.thu. - 2024.11.4.mon.


OPEN : 11:00 - 18:00

CLOSE : Tuesday & Wednesday

入館料
: 500yen

 この度『BANKO archive design museum』の第13回企画展『乳白の和ガラス−Japanese milkywhite glass−』展を開催することとなりました。当館では、萬古焼の常設展のほかに年に2回程、『デザイン』というキーワードのもと、〈形・form〉〈色・color〉〈素材・material〉〈人物・person〉など、毎回ひとつのテーマに沿った企画展を開催していきます。 そして今回、第13回目の企画展『乳白の和ガラス−Japanese milkywhite glass−』展では、日本で江戸時代後期から明治、大正、昭和の中頃までに作られた『和ガラス』、その中でも白や乳白色のガラスの器や生活道具に絞って展示します。 今回の展示は、江戸後期から幕末に作られた通称『江戸ガラス』の白いガラスの器や酒器、櫛や簪、笄などの装身具、ハンガーや、手拭い掛けなどの生活道具から始まります。その後、明治期に入ると西洋文化導入に合わせた道具が多く見られるようになり、例えば、酒器なども洋酒に合わせたリキュールグラスやショットグラスが多く作られました。それまで陶磁器や漆器が主流だった飲用のための碗や湯呑みも、ガラスコップなどが普及し食卓や生活様式も少しずつ変化し、この時期には和洋折衷的な器や道具が数多く見られるようになります。大正時代に入ると、より西洋文化思考が加速し、ガラス製品も量産化を可能にし型ガラスやプレスガラスの技法の導入に伴い、氷コップやアイスクリームコップ、パフェグラスやコンポートなど新しい器のバリエーションも増え、今までの日本には無かった西洋的な形状や装飾、模様のガラスの器や道具が多く作られ、その後の日本の暮らしを彩っていきました。 今回は、そんな日本のガラスの黎明期に、手探りな状態ながらも試行錯誤し作られた『乳白の和ガラス』に焦点を当て、器や生活道具など、約180点のさまざまな技法による白いガラスを集め展示します。 この時代の乳白の和ガラスの不完全さが生み出す“揺らぎ”やどこか温かみのある白いガラスの世界を、ぜひ会場で体感していただけたら嬉しく思います。
尚、会期中は各種イベントを予定しております。詳細は弊館ホームページ、Instagramをご覧下さい。
*画像クリックで拡大します。

| 関連書籍 |


BANKO archive design museumより、第13回企画展にあわせて「乳白の和ガラス−Japanese milky white glass−」展の図録を刊行いたします。
販売開始時には、ホームページやInstagramでお知らせいたします。

|案内状|
   

open:am11-pm18:00 close:
火・水曜日
 tel/fax:059-324-7956
〒510-0032
三重県四日市市京町
2-13-1F web:www.banko-a-d-museum.com mail:info@banko-a-d-museum.com


Copyright(C) BANKO-archive-design-museum.All Rights Reserved.